韓国ソウル見聞録・その3

ikomanokaze2013-04-25


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私のふるさと島根県の安来市のHPにリンクさせていただくことになりました。
ここに載っています

 李氏朝鮮時代の建築美を残す景福宮(キョンボックン)見学

 ソウルではT-moneyカードを使って移動はもっぱら地下鉄でした。
日本語の地下鉄路線図も各所においてありました。日本と同じように色別で路線が表示されていました。
ホテルは2号線にありますですので、教大で地下鉄3号線に乗り換えて、景福宮(キョンボックン)駅でおりて、すぐのところにありました。

日本語表示のソウル地下鉄路線図





景福宮(キョンボックン)李氏朝鮮時代の正宮です。ソウル市内にある5大王宮の中でも12万6337坪(416,990平方m)と最も規模が大きく、建築美に優れた宮殿といわれていますが、豊臣秀吉による壬辰倭乱文禄・慶長の役)の戦火によって全焼し、その後再建されたものです。再建されたあとも王妃が日本人に殺され、王がロシア公館に避難したことで王宮の役目を終えたという記述がありました。
 景福宮(キョンボックン)駅5番出口を出ると左手に国立故宮博物館がありました。博物館の横に立つと、右手にある塀の向こうから賑やかな太鼓の音が聞こえてきました。どうやら「守門将交代儀式」が始まるようです。急いで景福宮の正門である「光化門(クァンファムン)」に駆けつけました。すでにたくさんの観客が並んでいました。
 
光化門(クァンファムン)と色彩華やかな守門将交代儀式





1395年(太祖4年)に建てられた光化門(クァンファムン)は、景福宮の正門で王室と国家の権威を象徴していた門です。



















王宮守門将交代儀式は朝鮮時代の王宮で門の開閉や警備、巡回業務などを遂行した「守門軍(スムングン)」の儀式を再現した行事で、観光客には一番人気のようでした。
休館日の火曜をのぞいて毎日決められた時間に行われているようです。私たちは偶然その時間に訪れたので、華やかな儀式をみることから景福宮(キョンボックン)見学を始めました。

景福宮は北京の紫禁城故宮)とよく似た建物と建て方だと思いました。北京の紫禁城景福宮の数倍もの広さがあったような気がします。歩きつかれてしまった記憶が残っています。景福宮紫禁城故宮)を小さくした王宮のようですね。俯瞰図をみると奈良の都とも似ているようですが、朝鮮半島は日本より中国のつながりが濃厚だったことから より紫禁城に近い王宮のようでした。
景福宮の全体図








興礼門(フンレムン)

光化門(クァンファムン)と勤政門(クンジョンムン)の南北の中心軸線上に位置する2階建ての建物です。




勤政殿(クンジョンジョン)は王宮の中心になる建物です

勤政殿では、王が臣下の朝礼を受け、公式な国家儀式を行われたり、宴会が催され、また外国の使臣との接見が行われました




左・勤政殿(クンジョンジョン)右・勤政殿(クンジョンジョン)からみた勤政門(クンジョンムン)







勤政殿(クンジョンジョン)内部














美しい模様の花壁







国立民俗博物館とこども博物館





左に香遠亭(ヒャンウォンジョン)があります

香遠亭(ヒャンウォンジョン)は王と臣下が親睦を深めるための空間で、小さい池の上に橋があり、王と臣下が自然を愛でながら詩を歌った庭園だったそうです。




慶会楼(キョンフェル)

慶会楼(キョンフェル) は国に祝事があったときや宴を催すために作られた池に浮かぶ楼閣です。




反り返った屋根の上には魔よけの走獣が並んでいました