沖縄の鍾乳洞と泡盛酒造見学(金武酒造)

ikomanokaze2010-02-08


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私のふるさと島根県の安来市のHPにリンクさせていただくことになりました。
ここに載っています

 金武観音寺と泡盛の貯蔵庫になっている鍾乳洞(金武酒造)(キムシュゾウ)

沖縄の金武町にある金武観音寺は 高野山真言宗金峰山系の観音寺です。
16世紀に日秀上人によって創建されたそうです。境内には、創建された日秀上人が最初に住まわれたといわれる鍾乳洞があり、今はその鍾乳洞が金武酒造の泡盛貯蔵庫になっていました。

金武観音寺

沖縄では殆ど見られない本格的寺社建築であって戦前のものとあって貴重な建物です。有形文化財に指定されています。








日秀洞の入り口です。




日秀洞と内部にある石祠















鍾乳洞の中は、泡盛の貯蔵所として利用されている。その数の多さに驚きます。奥が深い鍾乳洞内をどこまで進んでいっても終わりないように泡盛が棚が並んでしました。
温度が安定している鍾乳洞の中で、三年以上寝かせた泡盛は古酒(クースー)と呼ばれおいしくなるそうです。名前と保存年数が明記されたボトルキープは 5年貯蔵 10,000円 12年貯蔵 20,000円だそうです。泡盛は年数が経つほど美味しいそうです。子供の誕生時に泡盛をつくり成人したときに皆に振舞うというお話がありました。











泡盛(あわもり)焼酎の一種で、米を原料として、黒麹菌(アワモリコウジカビ)を用いた米麹で発酵させたもろみを蒸留した蒸留酒です。アルコール度数は30%もありそうです。保存容器はあまり関係がないそうです。私たちもお土産に3年物の泡盛をいただきました。冷暗所でしばらく保存してからいただくことにします。




金武観音寺横にある金武酒造販売店




金武観音寺裏にある泡盛工場




金武町指定文化財金武観音寺のフクギ(オトギリソウ科)
沖縄では常緑の高木で風や潮害に強いフクギは屋敷林として利用されています。

観音寺のフクギは幾年代の歳月を積み、強く根を張りどっしりとそびえたつ巨木です。
推定樹齢350年、円周2.8m 樹高12m 沖縄本島各地のフクギの中でも希少な巨木です。

フクギ(福木)の下は休憩所になっています。




フクギは沖縄の屋敷林です。街路樹にもなっています。





観音寺裏にある泡盛工場に行く道にあるフクギのトンネル




金武観音寺の境内を見学していると 花火を打ち上げるような音が続いています。
米軍キャンプハンセンの南に位置するこのあたりは しばしば米軍の演習の音が聞えてくるそうです。
時には地響きするような音に驚くそうです。60年経っても決して慣れることはないとのお話を聞いて胸が痛みました。