兵庫県佐用町・一面のひまわりばたけ

  「一面のひまわり畑」と言えば、50歳以上の人はイタリア映画「ひまわり」の場面を思い出す人も多いのではないでしょうか?
私もマルチェロ・マストロヤンニソフィア・ローレンが歩いた何処までも続く広大なひまわり畑をの映像を思い出します。
監督は「終着駅」「武器よさらば」のヴィットリオ・デ・シーカで、音楽は「ティファニーで朝食を」や「ピンクパンサー」のヘンリー・マンシーニですから、日本でも「ひまわり」の主題歌は映画と共にヒットしました。
太陽のように明るい花「ひまわり」の中をどうすることもできない悲しみを抱えて歩く姿が強烈な印象として残っています。イタリアの反戦映画です。
 そのひまわり畑の撮影現場は旧ソ連だと思っていましたが、今戦闘が続くウクライナだそうです。
ウクライナ日本国大使館のHPの記述がありました。
http://www.ua.emb-japan.go.jp/jpn/info_ua/episode/2movie.html
皮肉なことに 今もひまわりが美しく咲くウクライナでは闘いが続いています。
 
 7月24日 今年もひまわり畑が見たくて 早朝から兵庫県佐用町にでかけました。佐用町は兵庫県といっても岡山の県境近く西端にありますので 高速を使っても家からは2時間半もかかります。この日は太陽からの日射しが強くて、まさにギンギラギンでしたが、日陰に入ると涼しくて、街の中とは違って心地よく感じるのはこの広い畑と近くを流れる川のおかげでしょう。争いが終わるようにと祈りながら 黄色い向日葵を目に焼き付けました。