2007-08-27 夏の思い出 文学 「夏の忘れ物」 毎年夏の終わり頃になると 麦藁帽子が悲しそうに見えます。 昨年の麦藁帽子 http://d.hatena.ne.jp/ikomanokaze/20060910 そして、西條八十の詩 「帽子」 を思い出します。 <母さん、僕のあの帽子、どうしたでせうね? ええ、夏碓井から霧積へ行くみちで、 渓谷へ落としたあの麦稈帽子ですよ。 母さん、あれは好きな帽子でしたよ。 僕はあのとき、ずいぶんくやしかった。 だけど、いきなり風が吹いてきたもんだから。> 森村誠一「人間の証明」の中でこの詩がでてきます。そして「夏の思い出」は 向日葵 と ひるがお