夏の思い出 



 「夏の忘れ物」
毎年夏の終わり頃になると 麦藁帽子が悲しそうに見えます。
 昨年の麦藁帽子 
http://d.hatena.ne.jp/ikomanokaze/20060910



そして、西條八十の詩 「帽子」
を思い出します。



<母さん、僕のあの帽子、どうしたでせうね?
ええ、夏碓井から霧積へ行くみちで、
渓谷へ落としたあの麦稈帽子ですよ。
母さん、あれは好きな帽子でしたよ。
僕はあのとき、ずいぶんくやしかった。
だけど、いきなり風が吹いてきたもんだから。>


森村誠一人間の証明」の中でこの詩がでてきます。

そして「夏の思い出」は 向日葵 と ひるがお