大涌谷

大涌谷に出かけたのは 12月の初めです。 土日は車で混雑すると聞いていましたが、平日の早朝だったので、大涌谷の駐車場は一番乗りかな?・・・と思うほどガランとしていました。
標高もかなりあるので霧が出て肌寒く感じました。しばらくすると 観光バスやロープウェイからの人でかなり賑わいました。
大涌谷の東には煙がもくもく立ち込めるところがあります。約3000年前、神山の北部で大きな噴火が起こり、斜面が吹き飛ばされてできたくぼ地が大涌谷で、その後の火山活動で、くぼ地の中に溶岩ドームが形成されたものが冠ケ岳だそうです。
大涌谷から冠ヶ岳の方向に少し登ると、草木がまったくなくなっています。

案内板を読むと次のようにありました。
この辺りも、昔は高木の林でしたが、大涌谷が生まれ、地熱があがり有毒なガスも発生したため、ブナなどは枯れ、悪い環境にも強い木―――ノリウツギアセビ、リョウブ、サラサドウダンなど―――が残りました

 冠ヶ岳















黒い卵

大涌谷にはあちこちで箱根の名物の一つ「黒タマゴ」を販売していました。一袋6個入り500円。1つ食べると寿命が7年延びると書いてありました。ほとんどの人が黒い卵を買って食べておられましたので みなさん随分長生きされるのでしょうね。大涌谷の硫黄泉でゆでると鉄と硫黄でタマゴの殻が黒くなるそうです。