アカデミー賞

アメリカ・ロサンゼルスのコダックシアターで8日(現地時間7日)「第82回アカデミー賞授賞式」が行われ、「ハート・ロッカー」が作品賞、監督賞、脚本賞編集賞、音響編集賞、録音賞と最多6部門受賞!!
アカデミー82回の歴史上、女性監督としてキャスリン・ビグローが初の作品賞・監督賞ダブル受賞。そして同じく9部門にノミネートされた「アバダー」ですが、撮影賞、美術賞、視覚効果賞など技術的な賞で3冠でした・
ハート・ロッカー」の監督キャスリン・ビグローと「アバダー」の監督ジェームズ・キャメロンが元夫婦だったこともあって「夫婦対決」とか話題豊富なイベントでした。
終ってみれば アメリカらしいアメリカの映画の祭典だという気がしました。だからこそ「今」戦いが続くアメリカでは「ハート・ロッカー」なのかな?という気がします。
「アバダー」は娯楽映画で作品の中身が薄いとか、ストリーが幼稚だという人がいます。
私は「武器を捨て自然共存の世界」を描いていて子供から大人まで楽しめる奥深い映画だ思いました。
ハート・ロッカー」はまだ観ていないのですが、戦争の生生しさが伝わってくる映画に多くの人が共感とリアリティを感じているのでしょうね。そもそも地雷などを他国に持ち込んでいるのはどこの国なのでしょうかね? 先週土曜(13日)から上映が始まっているので是非観たいと思います。

もうひとつ 気になった作品はザ・コーヴです。「ザ・コーヴ」はドキュメンタリー賞を受賞。
http://www.yomiuri.co.jp/entertainment/news/20100225-OYT1T00755.htm
http://www.j-cast.com/2010/03/09061931.html
この映画と関連して、環境保護を標榜(ひょうぼう)する米団体「シー・シェパード(SS)」の抗議船の暴力行為も気になっています。
捕鯨に共鳴する欧米の資産家らによる寄付で、30年以上にわたって活動を継続している団体です。ロック歌手のミック・ジャガーやハリウッドのスターたちが支持を表明していて、妨害の予算は約7億円にも上るそうです。こういうやり方しかないのでしょうか? 問答無用というやり方に見えて仕方がありません。

クジラやイルカは知能も高い生き物だそうです。特にイルカは人懐こくって傷ついた人の心を癒す能力があると聞きます。愛される生き物です。
だからと言ってそんなイルカやクジラを食べる日本人は残酷な人種と決めつめないでほしいですね。どこの国にも歴史があるのです。
文明国と思っている人たちの野蛮さには気づかないだけです。
隠し撮りをした作品であること、イルカの水銀汚染と残酷さを張り合わせたものであること、どうも納得できないのです。こんなやり方でつくった映画でもドキュメントなのですね。

クジラもイルカもクジラ目に入っていて 同じ水生哺乳類です。3.5〜4mを基準にして4mより体長が大きいものをクジラ、小さいものをイルカと呼ぶそうですね。
周りを海に囲まれた島国で、耕作面積が小さい日本は食糧を海から得ていましたが まぐろ漁も禁止になりそうですね。輸入に頼る食糧確保も難しい時代がやってくるようです。それでも日本ではまだ食料の無駄が多いですね。食事が満足にできない人たちが世界中にはたくさんいます。8人に1人が飢餓状態にあると聞きます。この機会に食料について考えてみるのもいいかもしれませんね。「何を食べて、何を無駄にしているのか?」