夏の花の代表選手「ひまわり」
「ひまわり」は夏の花の代表選手のように感じるのは 夏の太陽に負けないような強烈な個性のせいでしょうか?
「ひまわり」という名前の由来は 太陽の動きにつれてその太陽を追って花が回るといわれたことからついたそうです。
しかし、実際には花は向日性ではなく、つぼみができる前までの若い茎が向日性だということです。花はお日さまを向いて回ってはいないようです。
それにしても お日さまのような花の形、色、大きさは もうひとつの太陽かもしれませんね。
ゴッホの「ひまわり」、モネの「ひまわり」の絵は私も大好きな絵のひとつですが 「ひまわり」と言えば マルチェロ・マストロヤンニとソフィア・ローレンが主演したヴィットリオ・デ・シーカ監督の映画を思い出します。
地平線にまで及ぶひまわり畑の美しさは圧巻でした。
こんなにも広大なひまわり畑があるのは 当時からロシアはひまわりを食用として栽培していたからでしょう。
ひまわりは北アメリカ大陸西部原産地です。紀元前からインディアンの食用作物だったそうです。スペインにわたって、フランスやロシアにひろがっていったそうです。
今では食用油をとるために 日本各地でも栽培されていますので 映画「ひまわり」を彷彿とさせる景色をみることがあります。そのたびに映画「ひまわり」を思い出しているのですから映画の場面のインパクトがいかに強烈だったかということでしょうね。
万博公園のひまわりも ほとんど大きな種をつけて重たそうに首を垂れていました。それでも花の種類によっては まだきれいに咲いているものもありました。
その花の周りは人が集まっていて やはり「ひまわり」は夏の花の人気者であると思いました。