大山の初冠雪と紅葉
10月27日、28日は この秋一番の冷え込みでした。島根県、岡山県の県境近くにある鳥取県の大山は27日の朝、初冠雪がみられたそうです。例年より4日早く、昨年より1週間早い初冠雪だったようです。
28日、母の入院する病院で泊まりました。手足は冷たかったですが、規則正しい呼吸でした。夜中も看護士さんが40分間隔で血圧などを測っておられました。手厚い看護に感謝しました。
母の状態は落ち着いている様子でした。しかし、食事がとれず点滴が続いていますので長くはもちそうにはないとの医師の説明がありました。
苦しそうな様子もなく静かに眠っているように見えました。姉と昔話をしていると、時々パッと目を開きます。母のことを話しているのが聞こえるのかと思ったりしました。
29日お昼過ぎ 姉に看護を頼んで一度大阪に帰ることにしました。
大山周りで帰りました。大山は紅葉が始まったところでした。あと1週間もすれば全山紅葉で燃えるような大山がみられることでしょう!
大山南壁が見える鍵掛峠展望台は標高910mのところにあります。朱、橙、黄に染まったブナの絨毯と雄壮な姿の南壁のコントラストが美しく、人気の場所です。
枡水原はマツムシソウの花が咲いていて、初冠雪とマツムシソウの写真を撮っている人がおられました。
草丈はおよそ20〜90cm、夏から秋にかけて紫色の花が咲きます。 薬草として皮膚病などに用いられることもあるとか・・・
可憐な花が風に揺れていました。
母は10月30日眠るように息をひきとりました。たくさんのお見舞いありがとうございました。