八島ヶ原湿原 信州の旅(その1)
9月11は安曇野を廻ったあと、松本城を見学して松本に泊り、朝早く美ヶ原高原を目指しました。美ヶ原は午前10時頃になると雲が溢れて北アルプス連峰が見えなくなると聞いていました。
松本からアザレアライン(よもぎこば林道)を通ってビーナスラインに入ります。アザレアラインは森の中を通り、車もほとんど通らないので走りやすい道ですが、高い木々に阻まれて視界はあまりよくありません。時々視界が開けると朝日に輝く遠くの山々が透き通るような美しさでした。
9時過ぎには標高2000mの美ヶ原美術館前に到着。まだ人気がない駐車場から北アルプス連峰をみることができました。
八島ケ原湿原(やしまがはらしつげん)は、美ヶ原高原から霧ヶ峰高原に行く途中にあります。八ヶ岳中信高原国定公園霧ヶ峰の北西部に位置する標高約1632mの高層湿原です。
まず、湿原の入り口にある「八島ビジターセンターあざみ館」を訪れました。
※【八島湿原の貴重な自然を写真やビデをで解説しています。無料・時間9:30〜16:30】
ここで八島ケ原湿原のことを少しだけお勉強。
八島ヶ原湿原は国の天然記念物の指定を受けている、標高1640mにある日本最南端の高層湿原です。面積が43.2ha、泥炭層の厚さは約8.05m。1万2千年前に誕生した高層湿原です。
木道が整備されていて、湿原を一周できます。
高層湿原とは 水苔などの植物が堆積し泥水層となり、水面より高く盛り上がって来ているところです。1万年以上の歳月を経て形成された湿原植物の堆積は今でも1年に1cmずつ堆積しているそうです。
(草花の名前がまちがっているところがありましたら 教えていただけたら嬉しいです。よろしくお願いします。)
まだまだ たくさんの草花に出会いました。蝶やトンボ、鳥たちにも出会いました。少しずつ整理したいと思っています。また覗いてみてください。