秋桜(コスモス)への「あこがれ」

 秋の花といえば秋桜(コスモス)がまず浮かびます。
日本の国花として事実上認められている菊の花も秋の花です。秋の七草もありますが、私は秋といえば、青空が似合う秋桜(コスモス)が気になります。
 日本の国家は 国民に広く親しまれている桜(サクラ)と皇室の紋章である菊だそうです。桜に対する日本人の思いは特別なもののように感じますが、「秋の桜」と表示するコスモスは春の桜ほど特別な花ではないにしろ、乙女の憧れを秘めた花として人気がありますね。
 私は20年ほど前にみた「秋桜」の写真の記憶があります。と言っても感覚的なもので、メルヘンの世界のような雰囲気だったということぐらいですが、いつかそんな「秋桜」が撮れたらいいなぁ〜という気持ちがありました。ふとしたことでその気持ちを思い出してメルヘンチックな「秋桜」を撮りたいと試行錯誤してみました。






 


























コスモス(秋桜)の名前の由来ですが、コスモスは英語で「宇宙」の意味です。植物でいうコスモスはギリシア語の「kosmos」に由来し「美しい」という意味だそうです。
キク科コスモス属の総称で、オオハルシャギク ともいいます。
コスモス(cosmos)の語源は、ギリシャ語の 「秩序」「飾り」「美しい」という意味の「Kosmos, Cosmos」の言葉からきているそうですから、コスモス(秋桜)が憧れを秘めた花というのもうなづけます。メキシコ原産の花で 大正時代に日本にやってきてから人気の花になりました。


多重撮影のように撮る方法でコスモスのメルヘン世界を(レンズがつくりだす不思議な世界)