李氏朝鮮時代の建築美を残す景福宮(キョンボックン)見学
ソウルではT-moneyカードを使って移動はもっぱら地下鉄でした。
日本語の地下鉄路線図も各所においてありました。日本と同じように色別で路線が表示されていました。
ホテルは2号線にありますですので、教大で地下鉄3号線に乗り換えて、景福宮(キョンボックン)駅でおりて、すぐのところにありました。
景福宮(キョンボックン)駅5番出口を出ると左手に国立故宮博物館がありました。博物館の横に立つと、右手にある塀の向こうから賑やかな太鼓の音が聞こえてきました。どうやら「守門将交代儀式」が始まるようです。急いで景福宮の正門である「光化門(クァンファムン)」に駆けつけました。すでにたくさんの観客が並んでいました。
休館日の火曜をのぞいて毎日決められた時間に行われているようです。私たちは偶然その時間に訪れたので、華やかな儀式をみることから景福宮(キョンボックン)見学を始めました。
景福宮は北京の紫禁城(故宮)とよく似た建物と建て方だと思いました。北京の紫禁城は景福宮の数倍もの広さがあったような気がします。歩きつかれてしまった記憶が残っています。景福宮は紫禁城(故宮)を小さくした王宮のようですね。俯瞰図をみると奈良の都とも似ているようですが、朝鮮半島は日本より中国のつながりが濃厚だったことから より紫禁城に近い王宮のようでした。
光化門(クァンファムン)と勤政門(クンジョンムン)の南北の中心軸線上に位置する2階建ての建物です。
勤政殿では、王が臣下の朝礼を受け、公式な国家儀式を行われたり、宴会が催され、また外国の使臣との接見が行われました
香遠亭(ヒャンウォンジョン)は王と臣下が親睦を深めるための空間で、小さい池の上に橋があり、王と臣下が自然を愛でながら詩を歌った庭園だったそうです。
慶会楼(キョンフェル) は国に祝事があったときや宴を催すために作られた池に浮かぶ楼閣です。