平成15年9月2日に地方自治法の一部が改正され、「公の施設」(スポーツ施設、都市公園文化施設社会福祉施設など住民の福祉を増進する目的で、大勢の市民の皆さんに利用していただくために設置された施設)の管理方法が「管理委託制度」から「指定管理者制度」に移行されました。

・・・ということなのです。
東大阪でも3月には条例改正があり、7月には公募をして来年4月には
この管理者制度に移行されるような話です。

「公の施設」の管理運営については、これまで市の出資法人、公共団体にしか委託することができませんでしたが、指定管理者制度の導入により、今後は民間の事業者、NPO法人、ボランティア団体なども含めて広く公募し、費用、企画などの提案内容から判断して、よりふさわしい施設の管理者を決めていくことになるそうです。
(ただし、学校、道路、河川など個別の法によるものは、この指定管理者制度の対象にならないそうです。)

民間の事業者、NPO法人、ボランティア団体が管理する・・といっても簡単ではなさそうな話でした。大阪市で問題になっている市の外郭団体が管理運営することで、結局今までとあまり変わりないということにもなりそうですし・・・・
話を聞けば聞くほど「大変!」「難しい」ことのようです。
私のように何も知らない市民が多く、何でも行政任せにしてきたからでしょう。これからの市民は自ら勉強して公のことも知る努力が必要だと思いました。

そうそう、この勉強会があった「希来里」
ですが、東大阪若江岩田駅前地区市街地再開発ビルということで
とてもりっぱなビルです。ここに男女共同参画センターと東大阪の最後のリージョンセンター、保健所、福祉事務所も入っています。この立派なビルは入居がきまらないで空き部屋が多いそうです。やはり指定管理者制度の対象物件です。

市の外郭団体を公表しているところもありますが、東大阪市にはどんな外郭団体があって、どれだけあるのかわからないし、どうやったらわかるのか?・・・・
それにしても私はわからないことがたくさんありすぎて・・・
勉強不足ですね!