4月8日、9日、10日・・ソメイヨシノが日本列島をピンクに染めました

ikomanokaze2005-04-11

全長15メートルの2階建てバスメガライナーの2階最前列にのって
つくば〜東京までのパノラマ画面に映ったのは。桜・桜・・・・そして、レンギョウユキヤナギ・・・・
それにしても「ソメイヨシノ」の咲き方は豪華絢爛です。
花一つ一つをよく見ると、あまり特色のある花ではないのに、その咲き方にはいつも圧倒されます。何本もの並木が一斉に咲き、視界をピンクに染めていくさまは見るものの心を動かします。

10日最後の花の休日とあって、隅田川も人で埋め尽くされていました。横浜も浜松も・・・・京都も桜の下は人でいっぱいでした。
三川合流地点の桜も見事でした。
大阪に帰って、桜ノ宮の桜には、大川の桜のあでやかさにうなりました。
東京大学総合文化研究科助教授のさとうとしき氏によると、
ソメイヨシノはすべての樹の遺伝子が同じ。だから、近隣のソメイヨシノは一斉に咲くし、花の形も色もほとんど差がなく、世界全体を同じ桜色に染めあげる。ソメイヨシノが広まる100年ほど前までは、こんな光景はどこにもなかった。自然にできたものではない。人の手を通じてつくりだされた、ごく新しい春の景色である。」・・となります。つまりソメイヨシノはクローン桜だそうです。
キンモクセイだってクローンだそうです。そして「季節感そのものが人間の自作自演だともいえなくない。」といっています。
・・・そうなると?  ちょっぴり興ざめ?
・・・でも? 自作自演であったとしても、楽しもう!