生駒山地のほぼ真ん中あたりの麓に枚岡神社があります。

河内一の宮で、奈良から生駒山暗峠を越え西に下る古い街道がこの神社に通じています。大和と河内・難波を結ぶ古代の主な道の一筋に暗峠越えの道があったそうです。
生駒山地は神が降臨する山として古代信仰を残していますが、枚岡神社の背後の神津岳に摂社神津岳本宮が祀られています。710年に枚岡の神を勧請して奈良の春日大社が創建されたことから、枚岡神社を元春日ともよぶそうです。