歴史

  古市古墳群(ふるいちこふんぐん)

前回、菅原道真は土師氏の子孫であることを知ったのですが、この道明寺周辺の土師ノ里(はじのさと)は 大型古墳が密集する古市古墳群(ふるいちこふんぐん)があります。昨年夏出かけた百舌古墳群(もずこふんぐん)についで 古墳がたくさん存在するところ…

  土師(はじ)氏と菅原道真と道明寺と天満宮と・・・

藤井寺に道明寺と道明寺天満宮があることを知りませんでしたので、土師氏と菅原道真のつながりもここを訪れて知りました。 <道明寺と道明寺天満宮>は道を隔てて並んで建っていました。もともとひとつのものだったそうですが、明治の初めの神仏分離令で分け…

7月2日は半夏生(ハンゲショウ)

半夏生とは、 暦のうえで夏至から数えて11日目の7月2日(閏年のときは7月1日)で 麦のとり入れが終り、田植えも一段落するとき、 この季節に「半夏」という薬草が生えることからきており、またこの季節は田植えも終わる時期で、関西地方ではこの日に植えた稲…

 日本にある五重塔

三重塔や五重塔は釈迦の舎利(遺骨)をおさめる仏塔の形式の一種だそうです。三階たての塔とか五階たての塔ではなくて上まで上れないものがほとんどだそうです。古代インドのストゥーパが中国に入って形を変えてきたそうですが、木造の五重塔はほとんどが日…

 又兵衛桜を見守る老木の山桜

又兵衛桜の石垣の下のほうに山桜大木と祠がありました。又兵衛桜の守り桜みたいでした。

 後藤又兵衛と桜の由来

今春から始まった NHKの朝のドラ「どんど晴れ」に、岩手県雫石町小岩井農場の一本桜が登場します。 冠雪の岩木山とうす桃色の一本の桜の木がとても美しいです。 又兵衛桜も 2000年のNHK大河ドラマ「葵・徳川三代」のオープニング画面で使われたことから知ら…

聖武天皇ゆかりの「岩船寺」

「岩船寺」は天平元年(729)聖武天皇の発願により行基が建立したのが始まり・・とありました。 門から重要文化財三重塔がみえました。岩船寺は花の寺と呼ばれてとくに紫陽花は5000株もあり、紫陽花の寺としても有名ときいていましたが、訪れたときは紫陽…

聖武天皇の新しい都「恭仁宮」と「当尾の里」

京都府賀茂町にある「当尾の里」は奈良の都から逃れた僧や官人達が寺を建て、草庵を結んだところ・・・・とありました。 当尾の里は聖武天皇の里でもありました。 「恭仁京」での聖武天皇は、741年『国分寺の詔』を発して全国に国分寺・国分尼寺を建てさ…

竜安寺といえば、「石庭」「枯山水の庭」

桜のころに竜安寺を訪れたのは初めてでした。 庭にはたくさんのしだれ桜があり、池に映る桜がきれいでした。 石庭の石の数のなぞ・「虎の子渡しの庭」のお話・黄金分割の構成でなる庭 いろんな見学の仕方がありそうです。 中学校の教科で「禅の極致を表現し…

仁和寺といえば、 「徒然草」

徒然草には仁和寺のお坊さんが登場するお話がいくつも書かれています。中でも「仁和寺のお坊さんが石清水八幡宮を詣でる」話をよく覚えています。何事にも案内人が大切ということだったような・・・ そこで、今回はすばらしき案内人に連れられて「竜安寺の桜…

4月8日は花祭り

これまで「花祭り」は子供の行事だと思っていました。でも、この頃の子供たちは「花祭り」を知らないようです。私も長い間「花祭り」のことを忘れていました。8年前に生駒の麓に越してきて、近くのお寺の「花祭り」に招ねかれて出かけました。私の記憶にあっ…

醍醐寺は世界文化遺産にも登録されています。

多数の国宝や重要文化財もあり、豊臣秀吉が花見をしたことで有名な寺です。4月第2日曜日には豊太閤花見行列があるそうです。(今年は4月9日です。) その秀吉ゆかりのシダレザクラと同じ遺伝子を持つクローン苗から育てられた桜の開花を前に、3月25日には生…

霊山観音の上にまん丸お月様

満月が手招く路白佗助椿と藪椿の粋な小路 東大谷の道はどこまでも円山公園の枝垂れ桜 満開の桃桜が怪しげにお店のお庭をこっそりと

高台寺へつづく石段から清水寺の五重塔がみえました

東山の上の満月が池にも輝いて

京の夜に光る牛車をイメージした花生

祇園閣の塔は昼間よりどっしりして

国宝知恩院の三門が黄金色に輝いて

生駒山地のほぼ真ん中あたりの麓に枚岡神社があります。

河内一の宮で、奈良から生駒山の暗峠を越え西に下る古い街道がこの神社に通じています。大和と河内・難波を結ぶ古代の主な道の一筋に暗峠越えの道があったそうです。 生駒山地は神が降臨する山として古代信仰を残していますが、枚岡神社の背後の神津岳に摂社…

京都・長岡京市粟生の光明寺

長岡京といえば、長岡天満宮と筍の錦水亭が有名とおもいきや、800年前に、法然上人が京都の西南、西山連峰の竹林に囲まれた粟生の里に初めて念仏の教えを説いた所が光明寺なのだそうです。そして初めてお参りした光明寺は美しいりっぱなお寺でした。 釈迦堂…

もうひとつの明治維新

日本においては明治維新は革命だったと言われています。先日観た映画 「北の零年」 でも変革期の悲劇を想像しました。 それと、私の祖父が収集していた 明治・大正時代のマッチラベル のことで 三好一著「明治・大正 日本のマッチラベル」出会いました。幕末…

「豊かさを追った企業戦士 揺らぐ理想と価値観」

その中で「団塊の世代」という造語の母である堺屋太一氏は 「戦後を一言で言うと、豊かさを得て、誇りを失った60年だった」 と述べていました。産経新聞(8月2日)オピニオンプラザ「私の正論」の入賞者の文章が記載されていました。中のひとり 大阪府の…

花博記念公園鶴見緑地

になり、大阪市と守口市にまたがる、大阪を代表する公園です。 その前は大阪市内で一番高い山でした。 ・・・といってもゴミでできた山でした。 ところどころに管がつきさしてあり、メタンガスが出ていました。 貸し農園として市内の人たちに利用されていま…

醍醐の花見も有名な話ですから、慶長3年(1598)にはお花見があったようです。でもそれは特別な人だけのもので、庶民が花見をするようになったのは江戸時代からでしょうか?それにしても花見の代表格が桜。桜といっても「ソメイヨシノ」。 本当に日本人…

東大阪にある「樟徳館」

生駒麓の紅葉の名所はどこかな?河内地方としては珍しい黄檗伽藍の雰囲気を伝える寺として貴重な遺構として東大阪市の文化財に指定されている大龍寺もなかなかのところです。 11月3日に水車復元のお祝いをした辻子谷はお地蔵さんの道でもありますが、この道…

『生駒七谷の水車』 車谷の水車 日下谷の水車 辻子谷の水車 額田谷の水車 豊浦谷の水車 客坊谷の水車 鳴川谷の水車中でも一番水車がたくさんあったのが辻子谷だったそうです。「荻田昭次氏『東大阪研究』2000.7より抜粋」辻子谷の水車 生駒七谷のうちで最も…

生駒西麓の7つの谷はかつて水車がたくさん稼動していたそうです。

日下とは

「東大阪市東端、生駒西麓の北に位置するところに日下(くさか)という地名があります。東大阪市日下町1丁目〜8丁目まであります。日下町にある学校は孔舎衙小学校、孔舎衙東小学校、孔舎衙中学校というように孔舎衙と書いてくさかと読みます。古事記から…