神戸港に「たこ」をとりにいきました。

大阪人が話し始めると 即「漫才」になる?・・・てよく聞きます。話の中に「面白さ」「可笑しさ」を入れて話すからでしょうか? 

知人がいいました。
神戸港に「たこ」をとりにいかない?
「たこ」って神戸港でもとれるの? 「明石沖ではないの?」
「いや、たこ は たこ でも海にいる たこ ではないんよ。」「高いところにいる たこなんだ!」
「な〜んだ、カイトなの?」
「いやいや 高いところにいるけど 空を飛ばない たこだよ。」

こうなると まるで なぞなぞです。
・・・・で 数人で 夕闇せまる神戸港に 「たこ」をとりにでかけました。

神戸港の高みに棲むたこ



ちょっと斜めからタコをとりました



なぞなぞの正体です。でもこの蛸ならずタコを撮りにいって 「薄明(はくめい)」の美しさを知りました。

ウィキペディアWikipediaによると

薄明(はくめい)とは、日の出のすぐ前、日の入りのすぐ後の、空が薄明るい(薄暗い)時のことである。日の出前においては黎明(れいめい)、払暁(ふつぎょう)、日の入り後については黄昏(たそがれ)などとも言う。英語のトワイライト(twilight)も薄明のことである。

とありました。



少し撮れたのかな 薄明の空



私たちのほかにあまり人がいない港は時間とともに様々に変化していきました。日の入り後すぐの空の青いこと!そして美しいピンクに輝く地平線・・・・・「へえ〜・・・私はこの色のことを忘れていたな〜!」みんな空をじっと見ながらお祈りをしているような気持ちになりました。
そばにある石像も 祈りをこめているように見えました。

モアイの石像?




六甲山とポートタワーとモニュメントが一体になった瞬間です