生駒西麓の日下山の桜が満開になりました。

東大阪市東端、生駒西麓の北に位置するところに日下(くさか)という地名があります。
日下町1丁目〜8丁目まであります。
日下町にある学校は孔舎衙小学校、孔舎衙東小学校、孔舎衙中学校というように孔舎衙と書いてくさかと読みます。
古事記から日本書紀万葉集には「くさか」という呼び方で「孔舎衙」「日下」「草香」「久佐加」「久佐迦」「草賀」と著されているそうです。
昔の駅名に「孔舎衛坂」というところがあったそうです。
今もその駅の跡が残っています

その日下・草香に関してこんな記事がありました。
饒速日山は日下山(草香山)とも呼ばれていた。日下直越の道筋と思われる。」
日下直越の道について 万葉集
直越のこの道にしておしてるや難波の海と名づけけらしも
の歌があり、古事記日本書紀には 神武天皇が日下江から軍をひきいてのぼり、長髄彦に敗れた記録があるそうです。日下には顕彰碑があります。

この日下山の下に日下新池があり、今桜が満開です。当初桜の開花がはやいとのことで3月初めからぼんぼりがつるされていました。


日下山



 



日下新池