一度途中下車を・・・と思っていた福山城に

私は山陽新幹線を利用して何度も広島に行きました。新大阪駅と広島駅の中間地点に福山駅があります。福山駅のすぐ横に福山城があります。この福山城を数え切れないほど眺めてきました。子供たちが幼いときは 子供たちと一緒に列車の窓に顔をつけて眺めたものでした。いつか下車してこの城をもっと近くでみてみたいと思ったこともありました。
ほぼ30年経って 福山下車が実現しました。
 山陽新幹線は1972年3月15日に新大阪駅岡山駅間が開業、1975年3月10日に岡山駅博多駅間が開業しました。私は1971年に始めて山陽新幹線に乗りました。岡山までです。岡山の西に行ったのは1976年、新幹線で広島に行きました。そのとき見た福山城の印象が残っています。東海道新幹線にのったのは1966年です。京都・東京を日帰りして試験を受けた記憶があります。
新幹線のホームは高さも丁度よく お城鑑賞には一番の場所です。それもそのはず、福山駅は旧三の丸にあるのですから まあ、お城の中みたいなものです。駅のホ−ムからその全容を見渡すことができるなんてこんな素敵な場所はないと思ったものでした。

 新幹線ホームから見た福山城です。



福山駅に下車してみようと思ってから 30年も経ってから ひょっこり縁がありました。
このはてなのブログの縁です。その人の招待でつい先日(18日)福山におりました。福山駅に着くとすぐ福山城内を見学しました。センダンの大木が幾本もあり丁度紫の花をつけていました。「栴檀は双葉より芳し」といわれる栴檀とは違う日本のセンダンだそうですが、高貴な匂いと気高い花がとても素敵でした。







京の伏見城廃城の際に伏見御殿共々移築された伏見櫓だそうです。そのほかにもあちこちの城から移築されたものがあると説明されていました。ちょっと驚きでした。 

センダンの大木



センダンと右に美術館とヨーロッパの教会のような結婚式場




センダンの花です