額田園地のあじさい園のシチダンカ
12日前 生駒山の額田園地のあじさい園に出かけました。あじさいは色づき始めたばかりでした。6月の末か7月に入ってからが見ごろということでしたが、それはそれでヤマボウシとタニウツギとナナカマドの赤い実がきれいでしたので充分楽しめました。
6月23日、幻のアジサイといわれる「七段花(シチダンカ)」が満開と聞いて、また出かけてみました。シチダンカを見たことがなかったものですから とても興味がありました。
生駒山は「ヤマアジサイ」を含めて「日本アジサイ」の種類が26種もあるそうです。
ヤマアジサイの品種で装飾花が八重になったものが七段花だそうです。質素な野生味のある花で江戸時代から栽培され、茶花などに使われていたものがいつの間にかなくなってしまい、幻の花になったのだそうです。兵庫県の六甲山で1959年に発見されて現在のシチダンカとして人気をよんでいるそうです。花色は淡青色ですが、薄紅、濃紫、藍色と変化する日本固有のアジサイの特色をもっているそうです。
右の花は黒姫と呼ばれる ヤマアジサイです。 もう花が終わっていて1輪だけでした。 幹と葉が黒っぽい。 |
額田園地の中にツルアジサイのトンネルがありましたが、まだあまり花はたくさん咲いていませんでした。ところが帰りみち男性二人づれの方と一緒になり、ツルアジサイのことを教えてもらいました。すると道の両脇の大木の天辺に白い花がたくさん咲いているのに気づきました。今まで目にしていてもヤマボウシかな?・・・と思っていたものがよくよくみるとツルアジサイでした。高い木のうえで咲いていたり、谷に咲いていたり、あちこち咲いていました。こんなにもたくさん咲いているのを気づかずにいたのですから、やはり案内人は大切ですね。