一生に一度の願いをきいてくださる神さん「堀越神社」

茶臼山近くにある堀越神社は 「推古天皇の時代、聖徳太子が、叔父の崇峻天皇を偲んで、四天王寺建立と同時に創建」とありました。このあたりは四天王寺さんを中心にお寺が多いところです。聖徳太子ゆかりのお寺が多いのは 四天王寺建立時にできたお寺が多いからでしょうね。
大阪の三大夏祭りのひとつとして有名な愛染祭が今日(6月30日)から3日間あります。この愛染祭のある愛染堂・勝鬘院聖徳太子ゆかりのお寺です。
堀越神社は昔、境内の南沿いに堀があり、この堀を越えて参詣したので、堀越神社という名が付けられたそうです。谷町筋に面して小さな階段があり、その階段を上っていくと堀越神社の鳥居と狛犬と由緒書きがありました。




堀越神社は「一生に一度の願いをきいてくださる神さん」の言い伝えがあると記されていました。私は願い事はいろいろあります。その時々で願い事は変わります。
だから「一生に一度の願い」と自分に問うとき 迷いました。
そして 今の私に「一生に一度の願い」は 痴ほうが進んでいる母のことでした。母の日々が心安らかでありますように!と・・・・・

堀越神社は小さい境内に木が茂りたくさんの花が植えられ、ころばないお守り「こけざるの梅」と「かえる石」と「樹齢550年のご神木」楠と「稲荷神社」と「熊野第一王子之宮」と盛りだくさんの神社でした。
「熊野第一王子之宮」は「蟻の熊野詣」といわれるほどに賑わった熊野詣の出発点だったそうです。熊野権現の分霊を祀った九十九の王子社の巡拝しながらたどってくそうです。





かえる石







茶臼山にある慶沢園です。。

 下の画像をクリックしてください 

 天王寺公園・慶沢園 もみてください。

慶沢園の設計・施工を担当したのは当時の高名な庭師であった「植治」こと小川治兵衛だそうです。治兵衛は山県有朋の無隣庵を手掛けて以来、京都を中心に活躍し、日本の近代造園に大きな足跡を残した造園家です。
住友家がこの地に移った際、約10年をかけて本邸(茶臼山邸)とともに造営した庭だそうです。
林泉式回遊庭園で、中島を浮かべた大池を中心に、三方に築山を築き変化に富んだ地形でぐるりと散歩するととても町の中とは思えない静けさです。鷺などの鳥もいて河底池とともにこのあたりの自然を残しているところです。池の周辺には園路や飛石、橋をめぐらせ、茶室や四阿・あずまや・が配されています。