本薬師寺跡のホテイアオイのお花畑(9月8日)

橿原市の本薬師寺跡の水田に8月からホテイアオイが満開で美しい景観だと聞きました。
橿原市のHPにも開花状況 が記載されています。
英語で「ウオーター・ヒアシンス」というそうですが、まさにヒヤシンスです。日本名の「ホテイアオイ」は葉柄が膨れて布袋様のおなかのように見えるところからきているそうです。
それが約1.4haの水田に一面に咲くのですからみごとな景観です。









ホテイアオイは熱帯地方からの帰化植物ですが 寒さに弱く、冬はほとんど枯れるそうです。しかし繁殖力が強く一部の株がわずかに生き延びれば、翌年には再び大繁殖するので、管理が難しい植物でもあるようです。以前に日下の池に誰かが入れた一株から池全体に広がり薄紫の池になって驚いたことがありました。
水の流れを滞らせたり、腐ったホテイアオイの臭いが周辺の人たちを悩ませたり、漁業にも影響を与えるなど、問題の多い植物でもあるようです。管理をきちんとすれば 水の浄化にも役立つとも言われています。
ここの本薬師寺跡の水田は橿原市がきちんと管理されて、たくさんの人が訪れる場所になっているようでした。




ホテイアオイの花の間から時々顔を出す生き物がいました。カルガモの親子のように母親にくっついて移動していました。

キアシシギの親子でした。



ホテイアオイの根元でオタマジャクシがいました。

オタマジャクシのまま冬を越すのでしょうか?