京都・伏見港から濠川沿い遊歩道を歩く

三栖閘門資料館で、伏見港が京都・大阪・奈良を結ぶ水上交通の中継地点だったことを学びました。

京都二条から伏見を結ぶ高瀬川が開削され、宇治川、淀川を経て大坂までが結ばれ、伏見がその中継点となり、京の町の玄関口になるのには、河川開削工事の大家でもあった京都の豪商 角倉了以(すみのくらりょうい)という人の活躍があったそうです。

この角倉了以という人は江戸時代における日本の運河の父のようなすごい人だったようです。三栖閘門から濠川沿いに北に上がると東西に流れる宇治川派流と出合うところに「出会い橋」があり、角倉了以の碑が建っていました。

富士川・天龍川・大堰川高瀬川等の開削も角倉了以の手によるものだそうです。
角倉了以大堰川の開削工事で亡くなった人たちをとむらうために京都・嵐山に大悲閣千光寺を建立。角倉了以の墓は京都洛西の「二尊院」にあるそうです。、



出会い橋にある角倉了以の碑



出会い橋の下





出会い橋のところから宇治川派流に進む十石舟



濠川沿いの遊歩道にはいろんな花が咲いていました

皇帝ダリアです。
メキシコ原産のキク科の植物で、別名木立ダリアというように、草丈が3〜4メートルにもなります。






左はフジバカマ、右はツワブキです。ブルーサルビア、メキシカンセイジ、ランタナ、コスモスなどが咲いていてました。