南河内の観心寺の紅葉
大阪の南河内の金剛山の麓には紅葉が美しいお寺がたくさんあります。その中のひとつ観心寺の紅葉がきれいなことは以前に訪れた時にも驚きました。
観心寺は文武天皇の時代(701年)に開かれ、雲心寺と呼ばれていたそうです。
平安時代の初めに本尊の如意輪観音菩薩が刻まれて。寺号が観心寺と改称されたとありました。
11月30日は 前日までの天気がうそのような好天で、紅葉が光で輝いていました。
観心寺の紅葉をまとめましたのでみてください。
南河内は河内源氏発祥の地だそうです。観心寺はもともと源氏とつながりがあったそうですが、正成の時代になるとその結びつきがいっそう強くなったそうです。
正成は幼少期からこの寺に参詣していたそうですが、この寺で正成の生涯に大きな影響を与える二人の人物に出会ったとありました。
観心寺の寺伝の中に
「正成八歳のときより来寓し、院生滝覚坊につき文学を修め、院を距一里余なる加賀田の郷士大江時親に兵法、武芸を学び、日々通勤して十五歳に至れり」と、あるそうです。
観心寺には重要文化財の「建掛塔」があります。
三間四方、茅葺、三重塔建立する予定が、正成が湊川で討死したため未完のままでたっています。