晩秋の生駒の麓
大阪側の生駒山麓は生駒西麓、奈良側の生駒山麓は生駒東麓です。生駒山は奈良県と大阪府の境界線になっていますので、「生駒山」は大阪にも奈良にも属します。
しかし、生駒市が奈良県にあることからでしょうか、「生駒山の麓」というと、「あー!奈良ね!」・・て答えが返ってきます。
・ ・で、私はいつも「大阪側の生駒山の麓です」・・・と説明しています。
その大阪側の生駒山の麓に近鉄奈良線の石切駅があります。
石切駅は生駒山の中腹にあるので 大阪平野が見渡せて眺めのよいところです。
大阪平野を眺めて北側に日下町があります。
以前にもこのブログでとりあげたことがありますが、日下は歴史が古くいろんな表現をされています。「孔舎衙」「日下」「草香」「久佐加」「久佐迦」「草賀」という呼び名が残っています。
http://d.hatena.ne.jp/ikomanokaze/20060709#p1
1964年(昭和39年) 奈良線大型化に伴う改良工事の一環として、石切駅ができたそうです。それと同時に旧生駒トンネル手前にあった孔舎衛坂駅は廃止になったそうですが、今も旧生駒トンネル跡と駅のホーム跡がのこっています。
岩盤の崩壊による犠牲者が多く、犠牲者の慰霊碑が麓の東称揚寺境内にあります。