日下新池の桜は3分咲き(3/31)です
2月の寒波で 今年は桜の開花が遅いとの予報が、3月の暖かさで訂正されました。この開花宣言される花は染井吉野(ソメイヨシノ)ですね。
科学が発達しても 自然界は人間の予想通りに進行することはないようです。今年も予想が外れて「桜祭り」の日程のときまで桜がもつかどうか?お弁当が料亭の予約が困ったことになるとTVで放映されていました。
それにしてもなぜ桜の花は開花宣言まで出されるほど大騒ぎするのでしょう。日本の代表的な花といえば「桜」になるそうです。それは、美しい花という理由からではないようです。美しい花といえば 薔薇かもしれません。好きな花といえば「桜」にならないかもしれません。
桜の開花が春の到来を告げるからでしょうか。卒業式と入学式、別れと旅立ちがあり、人生の節目と重なるからでしょうか?
そういえば、芭蕉の句にこんなのがありました。
さまざまのこと思い出す桜かな
回帰現象でしょうか? 桜が咲くのを待ちながらいろいろ思い出しますね。
小学校の校門のところに大きな桜の木があったなぁ〜
春休みにお弁当もって「お花見」にでかけたなぁ〜 (お花見といえば桜ですね)
桜の花はぱっと咲いて、ぱっと散る・・・・いさぎよい と言われます。そこが日本人に好かれるところでしょうか?
武士道に結びつけたり、平家物語の「盛者必衰の理」に重ねたりしてきました。
鮮やかに咲き乱れる花の命が短いのも「奢れる者久しからず」と小気味いいところがあるようですね。