生駒の麓のほたる
5月の中ごろになると あちらこちらから「ほたる」の便りが届きます。
私の家の近所のほたるもそろそろ飛んでいるかな?
5月30日の夜8時半ごろ出かけてみました。私たちが「ほたるの川」として保全につとめたところは川の工事が終わって3年になります。
川の南側にある天子池の堤防の木々も大きく育って、ほたるの住処らしくなっていました。
ゲンジボタルが4匹飛んでいました。
黄檗山大龍寺への田んぼのあぜ道と 孔舎衙東小学校南東の日下今池周辺にはヘイケボタルが数匹飛んでいました。1年に一度の七夕の逢瀬のようにドキドキしました。
生駒山の麓の上の方(東)にはゲンジボタルが(育てているのを放流)飛んでいました。下のほうにはヘイケボタルが飛んでいました。
この川の護岸工事が行われました。江戸時代からの石組みが残る川として、豊かな自然の生態系が残る川として、
できるだけ自然の川を維持したいと活動が始まりました。
この活動のシンボルとなったのがホタルでした。
工事が終わってから3年たち、川の周囲の自然も快復してきたようですが、川の周辺には新しい家も建ちました。
それでもホタルを育てている方たちの努力によって 今年もホタルが飛んでいました。
この川の工事が始まる前には いろんなところからたくさんの方たちがお手伝いに来てくださいました。
川の生き物のお引越し風景 をみてください。
東大阪市地域まちづくり活動助成金によってつくられました。
今年も東大阪市地域まちづくり助成金の募集をしています。
詳しくは東大阪市まちづくり支援課のページをみてください。
孔舎衙中学校の生徒たちと天子池の生き物調査もしました。
私たちがほたるの川の保全活動を始めるとき 新聞の記事を見て堺市の岡本さん に指導を受けました。
そのときのページです。
岡本欣也さんは堺市や和歌山の小学校に出かけて川の生き物のお話をしてこられています。
今年も6月21日(土)午後1時30分から
堺市教育文化センター ソフィア・堺 3階研修室でほたるのお話をされます。