住吉大社のご本殿は国宝です

25年ぶりに参詣した住吉大社の反橋の太鼓橋が印象に残っていたとはいえ、由緒ある住吉大社のご本殿もりっぱな社でした。
昨日のブログにpapahaponさん、森すえさん、たそがれさんが詳しく説明してくださっていました。それと昨日のNHKの朝ドラ「瞳」の中でも江戸の佃島住吉神社は大阪の住吉大社の分霊という話がでました。
石灯籠にも江戸の魚問屋、回船業者の名前もあり、江戸から明治にかけて住吉大社はかなりの賑わいだったようです。
徳川家康が江戸に大阪の佃村から漁師さんを連れてった話ですが、当時は大阪の漁師さんの技術が優れていたこと、家康が大阪夏の陣・冬の陣で佃村の漁師に命を助けられたことなどの話が伝わっているそうです。
国宝の住吉大社のご本殿は
住吉大社のご由緒書きによると、現在ある本殿は全て1810年(文化7年)に造られ、第一本宮から第四本宮の4棟からなっているそうです。神社建築史上最古の様式の一つで、国宝建造物に指定されています。
ご祭神は  第一本宮は底筒男命 (そこつつのをのみこと)
        第二本宮は中筒男命 (なかつつのをのみこと)
        第三本宮は表筒男命 (うわつつのをのみこと)
        第四本宮は神功皇后  (じんぐうこうごう)

ご祭神の周りには 摂社である重要文化財大海神社若宮八幡宮、志賀神社、船玉神社がありました。さらにその周りには6つの末社があり、全部をお参りするにはかなりの時間がかかります。




反橋を渡って本殿に入ります





第三本宮と第四本宮は整備中でした

住吉大社は、昔から20年ごとに本殿を新しく建て替える遷宮を行っているそうです。







右が第二本宮で、奥に第一本宮がみえます




第二本宮





第一本宮





大阪最古の文庫

住吉大社御文庫は、享保八年(1723)に京都、大阪、江戸の書店主二十名の発起で奉納された蔵書です。
大阪最古の図書館だそうです。






住吉大社の前の通りには華やかな色のちんちん電車が通っていました