奈良で最大最古の桜・仏隆寺の桜を囲む彼岸花

9月23日はお彼岸の中日です。大阪では、四天王寺の西門の真西に太陽が沈むため、極楽浄土の東門にあたるとされ、多くの人たちが彼岸の中日に夕日を拝むため集まるそうです。
私は 奈良の宇陀市にある仏隆寺の彼岸花を前々から見たいと思っていましたので出かけてみることにしました。
生駒山信貴山を東に眺め、大和川を越えて昔の竹内街道に沿って南阪奈道路が走っています。
二上山に向かって走っていき、ブドウ畑の山を越えると眼下に奈良盆地が広がります。
畝傍山耳成山・香具山の大和三山が浮かぶように現われます。何度見ても心踊る とても贅沢な景色です。橿原・桜井・・・・長谷寺を通ってどんどん山の中に入っていきます。黄金の稲穂の周りには赤い彼岸花が咲いていました。

仏隆寺は約200段の石段があります。石段の両側をヒガンバナの花が埋め尽くしていました。

天然記念物の奈良県最大最古の桜です





9月はじめの冷え込みで今年は彼岸花の開花が早かったそうです





さくらの古木と彼岸花











仏隆寺は真言宗室生寺派の寺院だそうです。

室生寺の南門として極寺と末寺の関係とか・・





本堂近くに白い彼岸花が咲いていました










石段下のお地蔵さんはとてもやさしいお顔でした





新しい赤い前垂れをつけてもらって、彼岸花とお揃いですね。















水車のそばには仏隆寺が大和茶発祥の地とありました

空海が唐から持ち帰ったものを仏隆寺の開祖堅恵大徳に種を播かせて育てたのがはじまりだそうです