生駒山の麓からの夕焼け
11月11日 知人の写真展が大阪の肥後橋近くのビルでありました。先日（10月29日）「中之島めぐり」をしたのを思い出して 京橋から京阪電車・中之島線に乗ってみることにしました。渡辺橋で下りると肥後橋はすぐ近くです。中之島を挟んで北側の堂島川にかかる橋が渡辺橋で南側の土佐堀川に架かる橋が肥後橋です。
写真展には今年の夏ご一緒した京都美山町の「茅葺の家とタチアオイの花」の写真と「雪の美山」の作品がありました。私も同じところで撮りましたが、撮る人によってこんなにも違うのかと驚きました。
友人と写真を撮りに行った後、作品を見比べるとその違いに驚くと同時に新しい世界を見せてもらったような気持ちになります。私が綺麗な花を夢中で撮っているとき、友人は花の影を夢中で撮っているのです。花の影の写真をみせてもらうとその花の別な美しさを感じるときがあります。
生駒の麓の近鉄石切駅に着くと大阪の町が眼下に見えます。夕焼けで真っ赤な空というより ピンクや黄色や赤糸を編んだような色でした。大急ぎでカメラで撮りましたが その微妙な美しさをとらえることはできませんでした。またたくまに色が変化していきました。夕方5時にみた色は5時10分には暗い赤になり、どんどん暗くなっていきました。10分の間の色の変化は周囲の木々や遠くの建物を使って物語を語っているようでした。
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