石切劔箭神社のとんど祭

1月14日 石切劔箭神社のとんど祭にでかけました。このとんど祭で松がとれるそうです。

「上之社御本殿から松明に受けられた御神火は、暗闇の中を行列をなした神職等によって本社まで運ばれ、 神火祭場の大釜に遷されます。」
午後7時半より神火祭場に運ばれた御神火は祝詞をあげたあと、巫女の舞とお神酒で清められた大釜に点火されました。





















絵馬堂(桜門)の「天の羽羽矢」を持つ邇芸速日命像と「韴御霊ノ劔(ふつのみたまのつるぎ)」










「とんど祭」

というと、私の子供のときは田んぼで注連縄、門松、箸などお正月につかったものを燃やしました。スルメやお餅も焼いて食べました。書初めのときに書いたものを燃やすと字がうまくなるとも言われていました。
「とんど祭」をみると 井上靖の作品「しろばんば」を思い出します。
主人公が憧れている女の子の書初め少年老いやすく学成り難し 一寸の光陰軽んずべからず」を見て、主人公が衝撃を受ける場面が鮮烈でした。
現在の私は「少年老いやすく学成り難し 一寸の光陰軽んずべからず」の言葉に胸を熱くしていた頃が遠い遠い昔話に感じます。