神戸南京町春節祭

1月31日 午前中は西宮の知人のお宅に伺って 1年半ぶりにおしゃべりしてきました。
その方は 今78歳の女性ですが、古希からパソコンを初めHPもブログ開設されています。。
絵を描き、一眼レフカメラでの撮影もされ、ひとりで奈良や万博公園に撮影に出かけられます。昨年末に3歳年上のご主人が体調をくずされて入院され、ご主人が退院されたら息子さんのところに引っ越す予定と電話がありました。
引越しされる前にお会いしたいと出かけました。春の香りと思ってチュリップを持参すると 花好きな方はすぐにカメラにおさめてブログに載せられました。
素早い行動に驚きました。

その方の撮られたチューリップです






午後から 神戸三宮で集まりがあり、集まりの間に街に出ると随分賑やかなので、訊ねると「神戸南京町春節祭」の龍の踊りが始まるところでした。
神戸大丸前で龍の踊りを少し見てから また集会に戻り、集まりが終った5時半に南京町に出かけてみました。南京町の特設舞台でも踊りや劇が始まっていました。
人が多くて観ることができそうもなく 周辺をまわって祭りの雰囲気を見物しました。
大丸前の龍の踊り





神戸市立兵庫商業高等学校の龍獅隊の龍のおどり





神戸市立兵庫商業高等学校の龍獅隊は男子グループと女子グループがそれぞれ龍を操って踊りましたが アクロバットのような動きに大きな拍手が起こっていました。





この龍は5体で踊っていましたが 二人一組で成人男性が中に入っておられました。肩に乗って龍の首がのびたり寝そべって縮んだりして迫力ある踊りでした。観客の頭を噛むしぐさは日本の獅子舞とよく似ていました。日本の獅子舞は中国の龍の踊りから生まれたのかもしれませんね。













旧暦で節句を祝う中国では旧暦のお正月を「春節」として盛大に祝います。中国は1月25日が大晦日で、26日が春節だそうです。
神戸南京町春節祭は1月26日から2月1日まででした。今年で23年目21回目の開催だそうです(昭和天皇崩御の年と阪神 淡路大震災のときはお休み)1997年(平成9年)に神戸市の地域無形民俗文化財に指定され、神戸のお祭りとして定着してきたそうです。
中華民族にとって「龍」は特別なものであるのは、中華民族は龍の子孫ということからきているようです。
長崎市の「蛇踊り」(龍踊り)は江戸時代の「唐人」たちの「舞龍」を受け継いで そのごも長崎のお祭りとして続いています。
夜の南京町