春を告げる森の妖精・・「節分草」

梅の花便りが届くようになり、水仙の花が咲き、早咲きの菜の花も咲く季節になりました。
節分が終ると春がいっそう待ち遠しくなります。
春を告げる花」といえば 「マンサク」や「ロウバイ」を連想する人も多いと聞きます。
では「春の妖精」と言えば「カタクリの花でしょうか?

「早春の森の妖精」として「節分草」の人気も高いと聞きます。私はかねてから見たいと思っている花のひとつです。ブログ「独り言」のpopaiさんは 毎年伊吹山まで「節分草」に会いに行かれています。今年も2月4日に伊吹山の節分草に会ってこられ、その可憐な花を載せておられます。
1月末には愛知県南設楽郡鳳来町の「石雲寺」の節分草に会いに行ってこられたようです。
なんて可憐な花でしょう! 拝見するといっそう「節分草」に会いたい気持ちになりますね。

節分の翌日4日は 日の光がこころなし明るく感じられました。そして5日は3月の気温というほど、汗ばむほどの陽気になりました。
私の気持ちを知ってか2月5日の毎日新聞に「節分の頃から咲き出す節分草が京都府立植物園で咲き始めました」という記事が載りました。
大急ぎで用意して出かけることにしました。「節分草」は絶滅危惧種に指定されている植物です。


節分草

キンポウゲ科セツブンソウ属の多年草
高さ10cmほど。花期は2〜3月で直径1cmから2cmの小さい白い花を咲かせます。
早春植物といわれ、初夏には地上部が枯れてしまいます。