春を告げる森の妖精・・その3 「福寿草(フクジュソウ)」 

節分草と同じ仲間のキンポウゲ科多年草でお正月に飾る「フクジュソウ福寿草」は名前からしてめでたく、
ガンジツソウ(元日草)とかツイタチソウ(朔日草)とも呼ばれるそうです。

福寿草という名も新春を祝う意味があり、日本では江戸時代よりいろんな品種がつくられているそうです。
赤い実のヤブコウジと一緒に梅や松の根元に寄せ植えにした植木鉢を飾って新春の祝飾りにしてきた歴史があります。
黄色は福を招く花としても喜ばれたそうです。赤い南天との寄せ植えでは「難を転じて福となす」と縁起をかつぐものもあるそうです。

福寿草花言葉は「幸福」「幸せを招く」「永久の幸福」で、その名前の通りめでたい花です。

花開こうとする福寿草

早春、土の中から小さいな芽をだして 花咲こうとする姿は妖精というより童子のように愛らしいです
福寿草の学名Adonis ramosa(アドニス)は、ギリシア神話の美と愛の女神アフロディーテに愛された美少年の名前からつけられたそうです。



















花が満開になることにはアネモネの葉とよく似た葉が大きくなります