京都・城南宮

京都伏見区にある城南宮は 平安遷都のときに 都の南を守る守護神として創建され、武勇の神・大国主命と安産の神・神功皇后が祀られているそうです。

平安時代の末に、白河上皇が壮大な離宮を造営し、歌会や宴、船遊びや競馬がしばしば行われ王朝文化が花開いたそうです。 当時の平安貴族の宴を再現する「曲水の宴」が4月29日と11月3日に開かれています。

熊野詣に先立ち、城南宮で道中の安全を祈って身を清める慣わしがあり、それ以来 城南宮は方除(ほうよけ)と旅行安全の信仰が高まったそうです。

承久三年(1221年)後鳥羽上皇流鏑馬揃えと称して武士を集めて承久の乱を起こしたところです。
慶応四年(1868年)の正月には薩摩藩が城南宮に陣を構え、鳥羽・伏見の戦いが始まったところでもあります。






拝殿から本殿をみる





曲水の宴がおこなわれる平安の庭の一部





桃山の庭の一部





室町の庭の一部