春の山野草


昨年、万博記念公園の日本庭園内で開催されている 第66回「秋の山野草展」
に招待されて初めて出かけました。
関西山艸クラブの人たちが丹精こめて育てられた山野草がまるで小さな宝石のように輝いていたのを思い出します。今回は第67回「春の山野草」です。

4月5日(日)から12日(日)まで開かれています。

今年は春を告げる小さな妖精たちに たくさんあいました。

節分草、福寿草スノードロップ・・・「早春の森の妖精たち」です。
http://d.hatena.ne.jp/ikomanokaze/20090206
http://d.hatena.ne.jp/ikomanokaze/20090207
http://d.hatena.ne.jp/ikomanokaze/20090208

座禅草にもあえました。
http://d.hatena.ne.jp/ikomanokaze/20090310

カタクリの花、キクザキイチリンソウにもあえました。この花たちも姿・形もまさに妖精でした。
http://d.hatena.ne.jp/ikomanokaze/20090401

今度招待していただいた「春の山野草」では珍しい「コバイモ」にあえました。

京都・井手町の地蔵禅院の枝垂れ桜見物にでかけたとき、桜の下に咲くバイモの群生に驚きました。
http://d.hatena.ne.jp/ikomanokaze/20090330

その「バイモ」と同じ仲間とは思えない小さい小さい花です。
「コバイモ」は、日本にのみ自生するユリ科の植物だそうです。2月中旬頃から地上部に芽が出て5月下旬には葉も花も溶けるように消えてなくなるそうです。
日本で確認されているコバイモはいくつかあるそうですが 私がみせてもらったのは「トクシマコバイモ」です。
招待してくださったIさんは宝物を抱くように 愛しそうにトクシマコバイモの鉢を抱いてきてくださいました。初めて育てたものだそうです。
春の妖精のトリを飾るにぴたりの花かな?・・・なんて勝手に思ってワクワクしました。

トクシマコバイモ




1cmぐらいの小さい花ですが、よく見るとユリの仲間ですね




トキワイカリソウ(常盤碇草)

イカリソウはたくさん種類があるようです。イカリソウは春の蝶みたいに風に揺れていました。







イカリソウの中のバオジンゲンセ




タカサゴイカカラマツも小さな花をいっぱいつけて




ピンクのキブシが珍しくて








オドリコソウ





春爛漫、桜の花も海棠も青空の下華やかに咲き乱れています。その足もとで小さい花たちも精一杯の春を演じていました。
山笑う季節です。
生駒山の花たちに会いに出かけよう!と思います。