農業公園― 堺・緑のミュージアム ハーベストの丘

私は今まで気づかなかったのですが、各地に「農業公園」とよばれるところはたくさんあるのですね。
3年前に 尼崎農業公園 に行ったとき、花いっぱいの公園の名前が「農業公園」ってあるのはどうしてかな?と思いました。公園の周りの田んぼで田植えをしておられたり、野菜の即売所があったりすることで なんとなく「農業公園」らしいと思った程度でした。
生駒山のお隣の信貴山 農業公園・信貴山のどか村 があります。農業体験のほかに陶芸教室、そばうち、ソーセージづくりもできたり、ヤギの牧場があり、つりもできるといった自然ふれあい公園です。
神戸市立農業公園「神戸ワイン城」滋賀県ブルーメの丘も農業公園だそうです。

大阪には 堺・緑のミュージアム ハーベストの丘富田林市農業公園・サバーファーム泉南市農業公園・花咲きファームがあります。 全国に数え切れないほどの農業公園ができたのは農林水産省の指導によるそうですが、運営はうまくいっているのでしょうか?

先日(5/27) 堺・緑のミュージアム ハーベストの丘 にでかけてきました。
新型インフルエンザの影響で入園者は少ないだろうと思いましたが、平日にも関わらず入園者はまあまあありました。入園料の大人900円は他の農業公園と比べて高い方ですが、料金はどうやって決まっているのかわかりません。滋賀県のブルーメの丘は800円、神戸ワイン城は入館は無料、他にも入園無料のところは多いです。

ハーベストの丘は遊園地と体験教室と花壇の3エリアからできています。この園の説明によると「広大な敷地内は、自然と農業とスローライフなどのテーマパークで、 3つのエリアに分けられています」となります。
丘陵地にある公園は二つの敷地がつり橋でつながっていて、花壇はポピーと昼咲き月見草が咲いていましたが、夏の花壇の準備中でした。緑豊かでのんびりお散歩できる公園でした。

公園の入り口から街エリアと村エリアを結ぶつり橋を見る








つり橋の上から観覧車をみると緑に埋もれていました




























羊の番犬です




羊の番犬2匹で羊を集めて小屋に入れる実演がありました・・・なかなか上手くいかなくて・・・




農業公園は ドイツ、デンマークの農村風景を模倣したものが多いそうですが、それはどうしてでしょうね。日本人の好みにあうからでしょうか?
どこの農業公園もよく似たテーマパークから 独自の工夫が求められているときらしいです。
広々としたお花畑が続き、イチゴ狩り、ブルーベリー摘み、お芋ほりなどができて家族で楽しめる場所でした。