京都府 南丹市 美山町 かやぶきの里のほたるは今年もすばらしかったです。
今年もあちこちのほたるの輝きを見ることができて嬉しかったです。
それでも 昨年初めて見た京都の山里、美山町のほたるの美しい光をもう一度みたいと思いました。
見物客がいないこと、車がほとんど通らないこと、ほたるの飛ぶ環境が美しいことから 美山町のほたるの光は格別美しく感じます。
今年は昨年以上にほたるがたくさん飛び、川のほとりの杉林がクリスマスツリーのように輝きました。
ほたるは夜8時過ぎてから9時までの間がたくさん飛ぶことは全国共通みたいですね。
しかし今年のほたるは9時になってもどんどん飛び出してくるようで、河鹿の鳴き声を聞きながらいつまでも見ていたいと思いました。
美山町の案内文によりますと『白川郷の合掌造りはその力強い印象がゆえに「男型」と言われるの対し、美山の北山型のやさしい姿は、「女型」のかやぶき民家といわれます』とありました。なるほどそう言われてみればそのように感じることもできます。
美山町は、京都府のほぼ中央に位置し、京都府下で一番面積が大きな町だそうです。その95%が山林で、町の端の芦生原生林が由良川を生み出し、山の間を縫うように流れ、その由良川に沿って集落が点在している町です。
6月14日に鮎つりが解禁になって、由良川には太公望がたくさんおられました。今年は雨が少なくて鮎もまだ小さいと言っておられました。
明るいうちに蛍の飛ぶ背景を決めてカメラにおさめておくのですが、それを第1露光というそうです。
午後7時から7時半に場所を決めてピント合わせをしておきます。昨日下見をして蛍がたくさん飛ぶ場所を教わりました。
7時40分に背景を撮りました
案内人とバスの運転手さんなど20名ほどで川に並んで蛍が飛び出すのを待ちました。心地よい河鹿の透き通った鳴き声を聞いていると対岸の杉木立の中でピカッと光るものが見えました。「蛍だ!」「ほんとう?」「ここでも光った」・・・と声をあげているうちに光がどんどん増えていきます。