大阪の暑い夏を何とかしようという試み
ヒートアイランド現象の対策として大阪府と大阪市では、屋上・壁面緑化や下水処理水の道路散水、打ち水活動など、いろいろな水の利点を活かした都市における熱代謝と水代謝の連携づくりを進めています。
そのひとつとして 2007年から「大阪ミスト作戦」と銘打っての試みが始まっていて(「世界陸上2007大阪大会」のときから) 今年は「ミスト作戦」の場所が増えたようです。
「大阪ミスト作戦2009」
http://www.city.osaka.lg.jp/hodoshiryo/suido/0000039446.html
大阪のヒートアイランド現象
大阪と日本における年平均気温の推移
大阪では100年間に2.1℃気温が上昇し、全国平均の1.0℃を上回る速さで温暖化が進行しています。 この差の1.1℃はヒートアイランドの影響と考えられます。
(出典:大阪管区気象台、気象庁データより作成)
主要都市における真夏日数の推移
全国主要都市(大阪、東京、名古屋、横浜)の真夏日数(日最高気温が30℃以上を記録した日)を比べると、大阪は過去から他の都市よりも真夏日が多く、この30年間で約1.4倍に増加しています。
(出典:各管区気象台データより作成)
気象台データからもわかるように 世界中でヒートアイランド現象が問題になっているときですが、大阪は日本の中でも特別その現象が顕著に現れています。狭い大阪平野ですが、その中でも緑が少ないといわれています。いろんなビルの屋上で庭園をつくったりしています。大阪市役所の屋上庭園もお花畑が綺麗です。火、水、金曜日の午後から一般にも開放されています。
ツル性の植物を校舎の窓際に這わせたり、運動場に芝生を植えたりする試みをされているようです。
20日に中之島公会堂で集まりがありました。雨が降るような予報でしたが雨が降らず どんよりとした空、高温多湿の重い空気が流れていました。
http://www.city.osaka.lg.jp/hodoshiryo/suido/0000039446.html
結構すずしく感じるものですね。歩く人もこの霧の近くを歩いて 道の半分は空いていました。
トネリコの花言葉は「高潔・荘厳・思慮分別」です。
暑い日本の夏、今年の夏は特別暑くなりそうです。
トネリコの花言葉「高潔・荘厳・思慮分別」を思い出す夏になりそうですね。