祭の思い出

「祭」といえば、夏祭りと秋祭りが多いですね。
秋祭りは農業の収穫祭だったのでしょう。自然神に感謝することから興ったのでしょうね。
「まつり」という言葉は「祀る」の名詞形で、本来は神を祀ることだそうです。
8月30日は衆議院選挙があります。政治のことも「まつりごと」といいますので、「まつり」と関係があるのでしょうね。
漢字では「祭り」・「奉り」・「祀り」・「政り」・「纏り」などがあり、それぞれの言葉につながりがありそうです。
俳句では 夏の祭りを総称して祭りといい、春祭り・秋祭りと区別するそうです。
秋祭りと夏祭りとでは「まつり」の意味が異なるのでしょう
秋祭りは収穫祭てきな意味合いが強いようですが 夏祭りは病気など邪気をはらう意味合いが強いような気がします。

私の子供のときの祭の思い出といえば、秋は八幡さまのお祭で夏はお盆の祭です。
お盆には「俄」といって村々の角に舞台がつくられて 順番に俄漫才、俄踊りなどが披露されたのを思い出します。盆が終ると盆踊り、子供のための地蔵盆がありました。
大阪は お祭の山車はだんじりと布団太鼓がありますが、有名な大阪の岸和田のだんじりがあるように「だんじり」といえばその激しい勢いを思い浮かべます。布団太鼓は華やかな山車に目を見張ります。みなさんの地域の祭はいかがですか?

石切劔箭(いしきりつるぎや)神社 夏祭り

8月2日から4日が夏季大祭でした。
御輿お渡りといって、金箔の神輿をかついで下の石切劔箭神社から急な坂道を上の宮(上之社)まで運びます。
太鼓台巡行は辻子(ずし)・日下(くさか)・芝(しば)・植附(うえつけ)の4つの村の廻り持ちとなりますが、今年は芝の太鼓台が夏祭りの当番でした。










芝(しば)の太鼓台です




夜店には今でもキラキラ輝く子供の眼が見られました




いっぱいに並んだボール、どこから掬おうか?真剣な眼の男の子たち