2日目はヨセミテバレーからバーナル滝の上までのトレイルです。

同じカルフォルニア州にあるヨセミテ公園に出かけるといってもシリコンバレーサンタクララから300kmもあります。
サンタクララを出発したのはまだ夜が明けていない午前4時半でした。車の中で朝日が昇るのをみて、牧場やとうもろこし畑、風力発電がたくさん並ぶ丘をぬけて 9時半頃にヨセミテ国立公園に着きました。

ヨセミテ公園までの車の中からみた夜明け




牧場や畑や風車のたつ丘や、巨大なため池がどこまでも続く風景




途中トイレ休憩、ガソリン給油の時間があって 5時間ほどかかりました。
ヨセミテ公園で最初に訪れたのは樹齢3000年とも4000年とも言われるジャイアント・セコイアが生息するマリポサグローブと呼ばれる地域でした。
そのあと グレシャーポイントまで車で行きました。(http://d.hatena.ne.jp/ikomanokaze/20090930#p1
グレーシャーポイントから下りて 宿舎があるヨセミテバレーに着くとあたりは薄暗くなっていました。
ヨセミテバレーはホテルもキャンプ場も郵便局もお店も食堂も博物館も病院まであります。ヨセミテバレーは観光客の拠点です。
ここに車を止めて、公園内はシャトルバスで移動することができます。何度乗っても無料です。女性の運転手さんが多いです。

2日目の朝、ヨセミテーバレーの食堂で朝食をとったあと、シャトルバスでトレイルヘッド(登山口)に向かいました。

ヨセミテバレーの中はシャトルバスで移動




私はカメラを持っているので山道を長時間歩くのは気乗りしませんでした。「歩けるところまで行こう!」というもの(同伴者が)ですから 仕方なく歩いているといった具合でした。山道は景観も楽しめなくてただ歩いているだけでした。
アメリカまできて体力づくりすることもないのになぁ・・・」と思っていると橋が見えてきました。遠くに小さく滝が見えます。ここが目的地と思ったのでほっとしてリスや鳥の写真を撮りはじめました。
9月のヨセミテ公園は1年中で一番水が少ないときです。8月9月はほとんど雨が降らないのです。雪解け水は6月まで豊かに流れているそうですが 今は川の水も少ないときです。
とにかくセコイアの森をひたすら歩く・・と橋に到着





距離的にはバーナル滝までの中間地点でしょうか

橋のまわりではたくさんの人が休んでいます。
「私はここで待っているから みなさんどうぞ滝を見てきてください!」








ところがせっかくだから滝を見ようよ!時間をかけてゆっくり登ろう!
・・・てなんだか 丸め込まれたようでもありますが・・・
昨日グレーシャーポイントから見た滝までのトレイルですが・・・

見ただけで恐ろしいです・・・
ヨセミテ公園内の散策にはトレイルもあり、サイクリングもロッククライミングでも・・・

あのハーフドームに上る人もたくさんおられるようです。
下の画像のバーナル滝、ナバタ滝のトレイルは中級コースのようです。
















それはそれは急な石段を上るのです・・・

「滝が見えたから、もう少しだよ!」と声をかけられてもちょっとつらかったです。



でも、どうでしょう!虹です!バーナル滝に虹がかかっているのです。

嬉しかったです。のぼってきてよかった!
虹の出迎えなんてなんて幸運でしょう!



















虹をみたら急に元気になって滝の上まで上りました。バーナル滝を上から覗いています












滝の上は冷たい雪解け水が流れ エメラルド池があり魚もいました








面白いですね。リスも岩と同じ模様です。保護色でしょうか?




さらにこの橋を渡って上にのぼるとネバダ滝があるそうです

私は ここでゆっくりお休みすることにしました。
みなさん、いってらっしゃい! ここで待っていますよ!