京都・洛西の紅葉・大原野神社は紅葉がきれいでした。

このところの急な冷え込みで 慌てて冬支度をしています。しかもお天気がもうひとつぱっとしなくて雨が降ったり曇ったりのお天気です。
21日、前日の雨があがったので思い切って  京都の松風さん が「紅葉の穴場」と紹介してくださった「大原野神社」にでかけることにしました。
確かに午前中は数えるぐらい参拝者で、「紅葉の穴場」でした。午後になって少し暖かくなってくると数組のグループなども来られ次第に賑わってきました。それでも途中通り過ぎた「光明寺」などの人出とは比べものになりません。

大原野神社は 延暦3年(784年)の長岡京遷都の際、藤原氏氏神として奈良の春日大社を分霊し祀ったのがはじまりとありました。京春日(きょうかすが)の別称があります

本殿は 同形式の4棟の一間社春日造社殿で、各社殿間は板塀で連結されていました。
藤原氏の家に女の子が生まれると、その子が皇后・中宮になれるようにと当社に祈願し、祈願通りになると行列を整えて当社に参詣することが通例となっていたそうです。













鯉沢の池

「鯉沢の池」は奈良の猿沢池を模して文徳天皇が造ったとされています。
「奈良の春日大社と猿沢の池」奈良の都を偲んでいたのでしょうか?
「鯉沢の池」はカキツバタや睡蓮がきれいな池だそうです。







池の近くに茶店がありました




色とりどりの紅葉です




















瀬和井(せがい)

瀬和井(せがい)とは名泉とされている井戸です。
清和天皇産湯の清水とも伝えられるところだそうです。

古来歌枕にあがり数々の和歌に詠まれて名高く、
大伴家持の和歌にも
大原やせがいの水を手にむずび 
      鳥は鳴くとも遊びてゆかん
」とあるそうです。