大阪府唯一の村、千早赤阪村の水仙の丘

1月14日の毎日新聞千早赤阪村水仙の丘の写真が掲載されました。
あれれ!千早赤阪村の棚田には何度もでかけているのに水仙の丘」は初耳です。ネットで調べてみると昨年も「水仙の丘」のニュースが載っていました。
5万本を超えるニホンスイセンの花が見ごろを迎えている。白と黄の無数の花弁が鈴なりで、甘い香りとともに小高い丘全体を包み込んでいる。」とありました。
村民らでつくる「楠公史跡保存会」が1999年、棚田だった休耕田に球根を植えたのが始まりだそうです。今冬は例年より2週間程度早い12月中旬から咲き始めたそうです。
村立郷土資料館(0721・72・1588)に電話でたずねると、1999年に植えた水仙が3年ほど前からたくさん咲くようになり、新聞などでとりあげられるようになったとの話でした。
大阪府唯一の村、千早赤阪村は府下最高峰を誇る「金剛山」があり、お隣の河内長野市や富田林市、河南町などと同じように 南北朝の武将「楠木正成」ゆかりの神社や史跡が点在するところです。
水仙は10年前の1999年に楠木正成没後600年のときに建てられた「奉建塔」周辺の斜面に咲いていました。













































水仙花言葉
(日本水仙)は「自己愛」だそうです。
他の水仙花言葉
(黄)「私のもとへ帰って」「愛に応えて」
(ラッパズイセン)「尊敬」「心づかい」
「日本水仙」は、地中海沿岸原産のものが中国に渡り、その後渡来したとされているそうです。
栽培されていたものが各地で野生化したとされていますがが、清楚な佇まいと香りが日本人の美意識にあっていたようで 長く愛されてきた花だそうです。
5万本の水仙に包まれて甘い香りにたっぷりとひたることができました。
楠木正成公奉建塔




奉建塔のところから見た赤阪村