雛祭り
5節句とは
1)人日(じんじつ) → 1月7日「七草がゆ」
2)上巳(じょうし) → 3月3日「桃の節句」
3)端午(たんご) → 5月5日「端午の節句」
4)七夕(たなばた) → 7月7日「七夕祭り」
5)重陽(ちょうよう)→ 9月9日「菊の節句」
この5節句には野にある草、薬草を摘んで身を清めたそうです。
山陰ですごした子供のころには 旧暦の節句を祝ったので、桃の節句は4月3日、端午の節句は6月5日、七夕さんは8月7日でした。春が遅い山陰では雛祭りのころになると蓬やつくしを摘むのが嬉しくて山に出かけるのが楽しみでした。蓬を使った草もちを食べるのも大きな楽しみでした。
雛飾りは時代の流行があるようで、私の子供のころは御殿飾りで、御殿の中にお内裏さまとお雛様が座っておられました。私の娘の頃は7段飾りや5段飾りの雛飾りが多かったので飾るのもしまうのも大変でした。
大阪の松屋町は人形の問屋町です。今でも人形店がたくさんあります。先日、地下鉄松屋町を下りると駅の構内に雛人形がたくさん並んでいました。さすが人形の松屋町です。
松屋町のことを大阪の人は「まっちゃまち」と呼びますが、地下鉄のアナウンスでは「まちやまち」「次はまちやまち」と発音しているのが気になりました。