星田妙見宮と妙見川沿いの桜並木

4月最初の週末は(3日と4日)は好天に恵まれたうえに 京阪神各地も桜が満開、人も満開(?)です。
先週末(3月28日)星田妙見山の下を通ると桜色に染まる一際目立つ場所がありました。
気になって近くまで寄ってみると 妙見川に沿った桜並木の下は たくさんのお花見客で賑わっていました。

生駒山系北部の交野山周辺は「たなばた伝説」が残るところです。
磐船神社に流れる天の川に沿って下ると織物神社があります。ここの桜もきれいでした。
http://d.hatena.ne.jp/ikomanokaze/20070707

さらにくだって枚方市に行くと中山観音寺には牽牛石が祀ってありました。
天の川の途中には「逢合橋」があり、織物神社の棚機姫(たなばたひめ)と中山観 音寺の牽牛星が1年に1度出会う場所とされています。


ここ星田妙見宮には七曜の星(北斗七星)が降り、それが三つに分れて落 ちた八 丁三所と言われているところがあります。
影向石(ようごうせき)として祭ってあります。

太古より生駒山系は岩座信仰が盛んであったことから、大石を祀っているところが他にもあります。天孫降臨伝説の磐船神社もそうです。

星田妙見宮には織女石(妙見石)が祀られています。 注連縄の張られた妙見石 は拝殿の後ろにありました。その後ろにも  注連縄の張られた石がみえました。
岩座信仰と七夕伝説の町交野はあちらこちらが桜色に染まっていました。
妙見山は144mと低い山ですが 勾配がきついのでお参りするのは大変です。
正式名は小松神社であ、別名が星田妙見宮(ほしだみょうけんぐう)です。

桜色に染まっていた星田妙見宮の麓

またや見ん 交野の御野のさくら狩  
花の雪散る春のあけぼの」    (藤原 俊成)

妙見川の桜は古くから桜の名所として知られたところだそうです。
















桜の下にはユキヤナギレンギョウとボケの花が咲いていました。1週間前に訪れましたので、今日は桜がもっと満開で華やかでしょうね。
お山の上にある妙見宮




妙見宮の拝殿の後ろには注連縄の張られた妙見石




天孫降臨伝説の磐船神社御神体の大石

http://d.hatena.ne.jp/ikomanokaze/20070604#p1











星の伝説が残るところです。桜の頃と七夕の頃は一段と華やかになります。
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http://d.hatena.ne.jp/ikomanokaze/20070708