京都井手町・地蔵禅院(曹洞宗地蔵院)の枝垂れ桜

橘諸兄(たちばなのもろえ)ゆかりの地「井手町の桜」と言えば、玉川堤の桜ともうひとつ地蔵禅院(曹洞宗地蔵院)枝垂れ桜です。円山公園の枝垂れ桜と兄弟桜として有名です。
昨年は3月27日にここを訪れ、ちょうど満開になった桜をみることができました。
昨年の地蔵禅院の桜も見てください。
http://d.hatena.ne.jp/ikomanokaze/20090330

今年は4月5日に昨年と同じJさんに連れてきてもらいました。少し散り始めていましたが、まだまだ艶やかな桜の舞を披露していました。
私たちが訪れたときは 見物客があまりいなくて地蔵禅院住職の奥さんは私たちをみてとても喜んでくださいました。
桜が終ると訪れる人がほとんどいなくなって 寂しくなるとおっしゃっていました。
橘諸兄を祀る玉津岡神社と隣あって地蔵禅院は高台にあります。山城盆地を見下ろしながら、袖を垂らして舞っているかのように見えます。
遠くに 愛宕山生駒山・天王山が見えます。
 

円山公園の枝垂れ桜と兄弟桜

鐘楼わきの桜は京都・円山公園の先代の枝垂桜と同じ株から分かれた兄弟です。現在の円山公園の桜の叔父に当たるそうです。徳川吉宗の時代の享保12年(1727)の植樹だから樹齢275年を超える老木です。












鐘楼の下の広場に仲良く並んだ枝垂桜はこの桜の子どもたちで、日露戦争の翌年の1905年に凱旋記念として植えたものだそうです。


















今年も編笠ユリ(別名バイモ)がたくさん咲いていました。








ハナニラもたくさん咲いていました