奈良・春日大社の砂ずりの藤

春日大社の砂ずりの藤は樹齢700年以上ともいわれる古木です。砂に擦れるほど長く伸びる藤の花ということで「砂ずりの藤」と呼ばれています。
今、奈良は平城遷都1300年祭で賑わっています(4月24日〜11月7日)
平城遷都1300年祭のメイン会場の平城宮跡も交通規制がなされています。そんなこともあって、毎年観ている「春日大社の砂ずりの藤」ですが、今年はでかけるのを控えていました。
しかし、「大和の国から」のがんさんによると 早朝なら楽々観賞できるとのことです。 
それを知って、迷っている間に藤のきれいな時期を逃してしまいましたが 今朝でかけてきました。
和歌山の子安地蔵寺のきれいな藤を観ましたが、春日大社の藤のことがどうも気になるのです。
早起きの甲斐あって ゆったり観賞できました。













 




春日大社藤原氏の守護神と氏神を祭った神社です。その春日大社境内には藤の花が古来より自生していたそうです。
自生していたとされる藤の花を当時の権力者である藤原氏が非常に気に入り、春日大社で大切に育ててきた歴史があります。
それに藤原氏の「藤」という字も関係があるのでしょうね。
境内の野生の藤




























社殿の周りは優しいいろの緑に覆われていました。