大和葛城山は真っ赤なツツジで燃えています。

葛城山大阪府奈良県の境にある大和葛城山(やまとかつらぎさん)と大阪府和歌山県の境にある和泉葛城山(いずみかつらぎさん)の二つがあります。
どちらも金剛生駒紀泉国定公園に含まれる山です。
大和葛城山(959m)はツツジの大群落で有名です。
頂上から南斜面一帯が紅色一色に染まる景色は想像以上に圧巻です。
何度か出かけたいと思っていましたが 花の時期はタイミングが難しいです。そこで今回は まだ5分咲きか6分咲きでしたが18日(火)に出かけることにしました。この日を外すと 今年も出かけることが難しそうだったもので・・・・

ロープウェイは一度にたくさん乗れないので、順番待ちの時間が長いと聞いていました。そこで、ロープウェイの時刻表を調べて、平日9時10分が初発。それに間に合うようにと9時前到着。しかし、駐車場にはすでにたくさんの車。
聞くと、この時期は7時10分から始動しているとのこと。
(追記)この時期7時10分に始動ということはないそうです。このときは臨時運行していました。そして6分から8分間隔でピストン運転していました。出かけられる前に問い合わせをするほうが無難です。

★駐車場;有料1000円
★問合せ;0745-62-4341(葛城登山口駅) 
 葛城登山口駅(320m)から葛城山上駅(870m)までおよそ6分
☆運賃;大人片道・720円、往復・1220円
  距離(斜長):1,421m 、速度:秒速5.0m(時速18km)、高低差:561m

御所市の公式サイトに正確な表記がないとはネ・・・

ロープウェイからの景色もすばらしく、大和三山生駒山、大台ガ原が白い雲の中に浮かんでいるように見えました。

ロープウェイから見る大和三山









葛城山に上るロープウェイ




そして真っ赤なツツジの山です























正面に見えるのが金剛山です。




さすが金剛山(1125m)です、堂々とそびえています。








コバノミツバツツジ、ミヤコツツジ、モチツツ ジ、ヤマツツ ジ、レンゲツツジ など十種類のツツジが次から次へと 咲きます。
5分咲きか6分咲きということで、蕾もたくさんありましたが、一斉に咲くのは難しく 5分咲きでも十分華やかでした。
このツツジが咲く一帯は、もともとは笹で 覆われていたそうです。しかし1970年頃、笹は花を咲かせたあと一斉に枯れてしまいました。
ツツジはそのあとに自然に生えてきたものだそうです。ただし 笹は繁殖力が強い植物ですので、ツツジを守るためには年2回笹刈りをしなければならないそうです。
笹刈りをすることで真っ赤なツツジが守られているのです。真っ赤なツツジの下で刈り取られた笹が敷き詰められていました。
レンゲツツジは可憐ですね。








先日生駒山で見つけたチゴユリがまだたくさん咲いていました