大阪四条畷市の田中ご夫妻の「二人展」にでかけてきました。

6月3日(木)の朝、Jさんが我が家まで車で迎えにきてくださいました。
Jさんの写真のお仲間 田中泰二郎さんと奥様の田中千代子さんの「二人展」に連れて行っていただきました。【6月1日(火)〜6日(日)】
田中ご夫妻は 地元ケーブルTVの取材の中で話しておられましたが、「夫婦展」とするのが恥ずかしくて「二人展」ということにされたそうです。
これまでお二人は別なジャンルですばらしい才能を発揮されてきて 古希を迎えられたことを機会に同じ舞台でみなさんにお披露目されたような気がします。
『これまでお世話になった方たちへのお礼の気持ちをこめての「二人展」です。』と語られていました。
会場入り口から 真っ先に私の目に飛び込んできた「金襴の帯」の文字とその書の表装の金襴の帯の模様でした。 亡くなられた従妹さんの帯だそうです。









田中千代子さんはこれまでに何度も受賞されたことがある書道家です。迫力ある書が 思い出の帯や着物で飾られて いっそう味わい深く感じられました。








写真の泰二郎さんと書の千代子さんの共同展示場面

ケーブルTVの取材もここで受けておられました。



泰二郎は桜の写真と山の写真がおおかったです

大台ケ原も信州もいつも朝早く出かけて撮られています。朝の光がとてもきれいでした。



和歌山の有名な棚田、蘭島(あらぎしま)ですね。





泰二郎さんのすばらしい桜の写真を紹介したかったのですが、額のガラスが鏡のようにいろんなものを映りこんでいました。
いろんな角度から撮ったのですが 難しいですね。
ご夫妻の後姿です





古希を迎えて 周りの人たちへの感謝とあたらしいこれからの生き方のステップにしたいという「二人展」をみせていただいて 感動するものがたくさんありました。お二人ともまだまだ活力溢れていて これからもすばらしい作品をつくり続けられるでしょうね。喜寿の「二人展」が楽しみです。

私を迎えにきてくださったJさんと立ち寄った素敵な喫茶店




Jさんも写真を撮るのが趣味で、田中泰二郎さんとよく出かけられています。
私もときどきご一緒させてもらっています。写真を撮るときの天候との格闘など、とても楽しそうに話されます。
Jさんは古希を過ぎています。私はもうすぐ古希を迎えます。
「古希」は、中国唐代の詩人 杜甫の「曲江詩」の詩句にある「人生七十古来稀なり」に由来するそうですが、このごろは稀ではなくなったようです。それでも私の兄と弟の3人は古希を迎えることなくなくなりましたが・・・
私の周りには「傘寿」を越えてなおカメラを持って出かけておられる方がおられます。
昔のお年寄り(こんな言い方はしなくなりましたね)と今のお年寄りの生き方はすっかり変わりましたね。私が若いときに描いていたお年寄りと全く違うことに今更のように感慨深いものを覚えました。