今年も京都の山里・美山のほたるに会いでかけました

京都府南丹市美山町は 京都府の真ん中「へそ」のような場所にあります。
京都の市内から周山街道を北へおよそ40km、周囲を山々に囲まれた農村地帯です。
その山里に茅葺き民家が今でもたくさん残っています。

蛍の飛ぶころになると「美山の由良川の支流」のほたるに会いたくなります。由良川の水は清らかで透き通っています。
6月13日アユ釣り解禁になった由良川は早朝から太公望が多数見られました。

美山のほたる撮影は今年で3年目です。昨年はスギ林がクリスマスツリーのイルミネーションのように輝き、それはそれは幻想的でした。
今年は天候不順で 蛍が飛ぶ時期が少し遅くなったようです。瞬きも弱々しく感じました。ほたるのたくさん飛ぶ時期を決めるのが難しかったこともあります。
美山町由良川の支流で飛ぶ蛍は1か所ではなく数か所で見られます。どの場所を選ぶのかによっても違うのでしょう。
今年は昨年と同じ三埜地区の蛍の光を楽しみました。
早い夕食を済ませて、7時前には現場でカメラを設定しておきます。
第1露光は十円玉五円玉が見えなくなった暗さがいいと言われていますが 今回は午後7時35分から 8時までに数枚撮りました。
8時を過ぎるとどんどん蛍が飛びだしてきました。夢中でシャーターを切り続けました。河鹿の声に混ざって鹿のキューという鳴き声がして、すぐ近くまで鹿がやってきていることに驚きました。

6月23日午後8時から撮影