彼岸花と石仏に囲まれた九品寺(くほんじ)

奈良県御所市・葛城古道沿いの九品寺は境内や本堂の裏山に数多くの石仏があります。千体石仏とよばれる石仏の数は1600体とも1700体といわれています。
九品寺がある楢原(ならばら)は、南北朝時代南朝方について活躍した豪族・楢原氏が支配していた土地です。
原城の兵たちが北朝方と対峙したとき「身代わり地蔵」として石仏を奉納したと寺伝にありました。
石仏に囲まれた九品寺は秋になると境内が真っ赤な彼岸花でうまると聞き、9月の末(29日)にでかけてきました。久しぶりの秋晴れで黄金色の田と赤い彼岸花、青い空、まぶしいほどの一日でした。










九品寺境内から大和三山が見えます




九品寺の北に彼岸花の群生して咲いている場所がありました。
真っ赤な彼岸花の向こうに大和三山がまるで海に浮かぶ孤島のように見えました。